配送ミス
事例:八千代銀行個人情報流出事故
Fax番号の入力ミスにより、名簿、会合案内を誤送信
↓
即時回収し、宛先違いの場合には連絡してもらう
(1)送信先ミス
・Fax番号の伝達、入力ミスで誤送信
・送信先の受取人に届くまでに不明になる
(2)機械的なエラー
・Fax機自体が故障、用紙切れ、紙詰まりで届かない
■Fax送信の注意点
重要な取引先は短縮ダイヤルに登録し、送付表には受取人の所属や氏名をできる限り詳細に記入し、併せて誤送した場合の連絡願いも明記する。
Fax履歴が残っている間に相手先に連絡し、受信確認を行う。本人以外に見られて困る情報は、送信前に相手に連絡して直接受け取ってもらう。
送信後の原稿は確実に回収する。
郵便の配送ミス
(1)宛先ミス
別の宛先と誤ったり、転記ミスによって誤配される
(2)封入ミス
宛先を記入した封筒と内容物を取り違えて封入する
(3)郵便事故
郵便物の紛失や、配達人による故意の廃棄、郵便受けからの盗難被害など
■郵送の注意点
重要な郵便物は書留や宅配を利用し、受取人に対して発送した旨の連絡や到着確認を行う。
内容物の異なる大量の郵便物を発送する場合は、複数の人間で照合確認する。
会社移転等の通知があった場合は、情報の更新を先延ばしにせずリアルタイムで行う。自社の移転の場合は、郵便局への転居届を行う。
郵便受けは施錠等を行い、他人が持ち出せないようにする。
情報資産の持ち出し
事例:福岡市立中学校個人情報盗難事件
保育園に子供を預けるため駐車場に駐車中に
車上荒らしにあい、205人分の成績表が盗まれた
↓
成績表は未だに発見されず。
個人情報取扱に関するマニュアルを作成して、
機密文書の保持、管理に努めた
情報資産は原則持ち出すべきではない。自宅に持ち帰ると通常に勤務しているときよりも意識が低くなる。仕事は社外に持ち出さない割り切りが必要である。やむを得ず持ち出す場合には、許可をとって持ち出すルールの策定が必要である。
(1)車上荒らし
盗難による情報漏えいの中で、最も多いのが車上荒らしである。
・車内に情報資産を放置しない
・人通りの多い明るい場所に駐車する
・必要のない場所に立ち寄らない
・外から見えるところに鞄を置かない
(2)置き引き
日本は治安がいいことが災いし、非常に警戒心が薄い。海外では無造作に荷物を放置するようなことは考えられない。
情報資産を持ち歩く場合には、絶対に荷物から手を離さない管理が必要である。
・列車の網棚に荷物を置かない
・ホテルのチェックイン等の際に、目の届かない足元等に荷物を放置しない
・レストラン等で席に荷物を置いた状態でトイレに立ったり、バイキングの食事を取りに行ったりしない
・酒の席には絶対に情報資産を持ち込まない
携帯電話の紛失
携帯電話には住所や電話番号、メールアドレスだけでなく、個人のプライベートのメール等非常に多くの個人情報が保存されている。1台の携帯電話から漏えいする情報の件数は多くないが、毎年紛失される携帯電話の総情報量は莫大である。近年では電子マネー機能等内蔵され、携帯電話の保持する情報が重要性を増していることを意識して利用する必要がある。
自然災害
事例:佐賀県運転免許受験者情報紛失事件
運転免許の仮登録票を15人分強風で飛散
↓
書類を鞄に入れずむき出しで運んだのが原因
自然災害による情報の紛失は、事前の想定が困難であり、地域の特性により対策が異なる場合が多い。
(1)風雨
台風等で情報が紛失しないように、窓やドアから離れた場所から保存する。また、浸水に備えて床から離れた場所に保存する。
(2)地震
地震の場合は、地域全体がダメージを受けるので、情報資産のバックアップを分散した地域に保存する。
(3)雷
電気機器が被害を受ける可能性があるので、避雷針の設置や雷ガードを導入する。
部屋の配置
(1)物理的セキュリティ境界
情報資産を保存する場所は、物理的に隔離された場所であることが望ましい。
・受付や警備スタッフを経由しないと入れない
・来客等第三者が立ち入れる場所から離れている
・情報資産を保管している部屋には、それと分かる表示はしない。コピーやFaxは設置しない。携帯電話やデジタルカメラの持込みを制限する
(2)室内の配置
情報資産を物理的に隔離された部屋に保管することが難しい場合、室内の配置に注意が必要である。
・情報資産の保管は出入口や窓から離れた場所で行う
・上長の机やモニタ画面は一般社員から簡単に見えないように配置する。プリンタは上長の近くに配置する
(3)部外者の入出管理
・来客にも名札を着用してもらう
・応接室は会社の出入口近くに配置する。来客に対する挨拶を徹底する(悪意の侵入者への牽制効果)
・応接室や会議室のホワイトボードやメモはすぐに消去する
(4)災害対策
・非常時に持ち出しが容易な場所、火や水を扱う場所から離れている
・耐火・耐水性のある金庫等による保管
2009年2月13日金曜日
2009年2月7日土曜日
2/6 情報セキュリティ
本日の戦友↓

情報セキュリティの目的
ITの進展に伴い、顧客名簿の流出、ウィルスによる事件などの、情報のリスクが増加した。
情報を扱う上での危険性を知り、危険を回避することが、現代社会では必須である。
安全性と利便性のトレードオフ
安全性を高めるには、危険な操作ができないよう制限をかけることが有効である。
しかしその制限により便利な機能が使えなくなり、利便性は悪くなる。
リスクとコストのトレードオフ
コストをかければ、情報のリスクを低くすることができる。
ただし、無制限にコストをかけると、会社の利潤がセキュリティ対策だけで消えてしまうことになる。
日常生活のセキュリティ
情報セキュリティは、コンピュータを利用する場合にだけ必要になる知識ではない。
コンピュータを利用しない日常生活においても必要とされる、情報セキュリティについて学ばなくてはならない。
■整理整頓の実施
JCB顧客情報紛失事故
必要書類を誤って他の不要書類とともに破棄
↓
整理せず不要書類と一緒にしていた
↓
整理整頓が必要
整理整頓は思いつきで実施するのではなく、日常的に実施する習慣が必要である。不要なものは後に残さず、リアルタイムで廃棄し、重要なものは、一時的であっても場所を決めて、他のものと混在させないように管理しなくてはいけない。
退社時には、机上に何もない状態にするように義務づける。
裏紙の利用
図書館個人情報裏紙事故
図書検索端末の脇にあった裏紙に個人情報が混入
↓
業務委託先が「プライバシーマーク」の認証を取得していたため、
業務確認せずにすべて任せていたため、不注意で発生。
エコロジーの観点から裏紙の利用は好ましいことではあるが、表に印刷されている内容が情報資産ではないか、注意が必要である。
■裏紙使用の注意
裏紙は貴重な資源であり、利用は推奨すべきである。
ただし、印刷内容を確認した上で利用する必要がある。個人情報等の情報資産が印刷された不要な紙は、シュレッダー処理を行う。
裏紙の利用は社内の人間に限定し、社外には出さない。不要な紙を回収する廃棄業者とも、秘密保持契約を締結する。
公共スペースでの会話
奈良放火殺人事件少年調査書流出事件
少年の放火事件の供述調書などを利用した本が出版されてしまった
↓
機密漏えいの罪で起訴
↓
居酒屋での会話が発端
喫茶店や居酒屋で重要な話をすることがあるが、隣りの席がライバル会社でない保障はどこにもない。社外に出たら、仕事の話は一切しない。
また、社内であっても、来客等の社外の人間がいる場合もあるだろうし、たとえ社内の人間であっても、他部署には部外秘の情報もある。社内であっても、重要な要件は会議室等を利用するべきである。
知人への会話
仕事上での愚痴など、知人に仕事の話をしてしまう場合があるが、他人に話したことは内容が勝手に脚色され、事実かどうかすら怪しい状態になる。会社の就業規則でも、仕事内容を外部に話すことは禁止されている。
業務に関することは、家族であっても話さないよう心がける。
携帯電話での会話
携帯電話の電波は暗号化しており、容易に盗聴はできない。
しかし、携帯電話は、時と場所を選ばずにかかってくる。携帯電話周辺は他人だらけであることを意識する必要があり、大きな声で話すことは重要な要件を拡声器で叫んでいるに等しい行為である。
携帯電話で会話する時は、できる限り人のいない場所で小さな声で話し、重要な要件であれば一旦電話を切り、安全な場所でかけ直す配慮が必要である。
個人の電話番号
取引先からの緊急要件時、担当者が外出していれば、直接の連絡先として個人の携帯番号を訊かれることがあるが、たとえ緊急要件でも携帯番号は個人情報なので、本人の承諾がある以外は教えてはならない。緊急で連絡が必要な場合には、相手の連絡先を聞いて、担当者への連絡は会社が行い、取引先に折り返し連絡してもらうようにする。
さて授業。
情報セキュリティの目的
ITの進展に伴い、顧客名簿の流出、ウィルスによる事件などの、情報のリスクが増加した。
情報を扱う上での危険性を知り、危険を回避することが、現代社会では必須である。
安全性と利便性のトレードオフ
安全性を高めるには、危険な操作ができないよう制限をかけることが有効である。
しかしその制限により便利な機能が使えなくなり、利便性は悪くなる。
リスクとコストのトレードオフ
コストをかければ、情報のリスクを低くすることができる。
ただし、無制限にコストをかけると、会社の利潤がセキュリティ対策だけで消えてしまうことになる。
日常生活のセキュリティ
情報セキュリティは、コンピュータを利用する場合にだけ必要になる知識ではない。
コンピュータを利用しない日常生活においても必要とされる、情報セキュリティについて学ばなくてはならない。
■整理整頓の実施
JCB顧客情報紛失事故
必要書類を誤って他の不要書類とともに破棄
↓
整理せず不要書類と一緒にしていた
↓
整理整頓が必要
整理整頓は思いつきで実施するのではなく、日常的に実施する習慣が必要である。不要なものは後に残さず、リアルタイムで廃棄し、重要なものは、一時的であっても場所を決めて、他のものと混在させないように管理しなくてはいけない。
退社時には、机上に何もない状態にするように義務づける。
裏紙の利用
図書館個人情報裏紙事故
図書検索端末の脇にあった裏紙に個人情報が混入
↓
業務委託先が「プライバシーマーク」の認証を取得していたため、
業務確認せずにすべて任せていたため、不注意で発生。
エコロジーの観点から裏紙の利用は好ましいことではあるが、表に印刷されている内容が情報資産ではないか、注意が必要である。
■裏紙使用の注意
裏紙は貴重な資源であり、利用は推奨すべきである。
ただし、印刷内容を確認した上で利用する必要がある。個人情報等の情報資産が印刷された不要な紙は、シュレッダー処理を行う。
裏紙の利用は社内の人間に限定し、社外には出さない。不要な紙を回収する廃棄業者とも、秘密保持契約を締結する。
公共スペースでの会話
奈良放火殺人事件少年調査書流出事件
少年の放火事件の供述調書などを利用した本が出版されてしまった
↓
機密漏えいの罪で起訴
↓
居酒屋での会話が発端
喫茶店や居酒屋で重要な話をすることがあるが、隣りの席がライバル会社でない保障はどこにもない。社外に出たら、仕事の話は一切しない。
また、社内であっても、来客等の社外の人間がいる場合もあるだろうし、たとえ社内の人間であっても、他部署には部外秘の情報もある。社内であっても、重要な要件は会議室等を利用するべきである。
知人への会話
仕事上での愚痴など、知人に仕事の話をしてしまう場合があるが、他人に話したことは内容が勝手に脚色され、事実かどうかすら怪しい状態になる。会社の就業規則でも、仕事内容を外部に話すことは禁止されている。
業務に関することは、家族であっても話さないよう心がける。
携帯電話での会話
携帯電話の電波は暗号化しており、容易に盗聴はできない。
しかし、携帯電話は、時と場所を選ばずにかかってくる。携帯電話周辺は他人だらけであることを意識する必要があり、大きな声で話すことは重要な要件を拡声器で叫んでいるに等しい行為である。
携帯電話で会話する時は、できる限り人のいない場所で小さな声で話し、重要な要件であれば一旦電話を切り、安全な場所でかけ直す配慮が必要である。
個人の電話番号
取引先からの緊急要件時、担当者が外出していれば、直接の連絡先として個人の携帯番号を訊かれることがあるが、たとえ緊急要件でも携帯番号は個人情報なので、本人の承諾がある以外は教えてはならない。緊急で連絡が必要な場合には、相手の連絡先を聞いて、担当者への連絡は会社が行い、取引先に折り返し連絡してもらうようにする。
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